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Qちゃん先生の子育てのヒント

どうぶつしょうぎ

どうぶつしょうぎ



「理系に強い子どもに育てる技術」というタイトルにひかれて読みました。
それは、単に理数科目ができるようになることではありませんでした。


社会に出ても役立つ5つの能力、これを「理系脳」と呼ぶそうですが、
「発想力」「論理力」「推理力」「検証力」「問題解決力」について
書かれていました。
うれしいことに、理系脳は特別な才能ではなく、家庭での習慣によって
誰もが身につけられるもの
だそうです。


家庭で育てる方法が具体的に書かれていて為になります。
耳が痛かったのは、親はすぐに結果を求めないで、
じっくり待つことが大事だということ。
理系脳そのものを身につけるには、試行錯誤をする時間が必要だと
指摘されています。


さて、その5つの能力のうち、遊びのなかでじっくり
「推理力」と「検証力」が鍛えられる
として、
著者が写真入りで勧めていたのが、どうぶつしょうぎ


とても扱いやすく、ルールもわかりやすいので、誰もが熱中して 取り組める素材だと思います。勝負もすぐにつき、駒に動かせる方向も書かれていて、わかりやすいのですが、やってみると意外と 奥が深いので、大人でもいつの間にか熱中してしまうものです。


実は、このお正月に、息子(当時小5)が自分のお年玉で、
ずっと欲しかった将棋セットを購入したばかりでした。
でも、将棋はハードルが高いですね。


息子は学童で将棋を覚えてルールを知っているものの、
娘(当時小3)はさっぱり。
息子がやり方を教えようとしても、あまり興味がないようです。
女の子にとっては、、カラフルではない殺風景なゲームは、
魅力的ではないのでしょうか。


将棋は脳を鍛えるので、あきらめきれずにいました。
そんな時のどうぶつしょうぎ
これなら、かわいいイラストで、ルールもシンプル。
楽しく遊んでくれるのではないかと思いました。


さっそく、どうぶつしょうぎが届きました!
イラストはかわいいし、木製の駒はぬくもりがあります。
『将棋』という印象は全くありません。
駒だけを見ると、まるで積み木です!
案の定、娘(当時小3)の反応は上々。


私も娘と対戦してみました。
自分の持ち駒はたった4つ。
どう見ても積み木みたいな駒が、たったの4つです。
知ってはいたけれど、その少なさにあ然。


相手のライオンさん(王将)を取れば勝ちです。
ところが、駒を動かそうにも、マス目が少ない!
一瞬絶句してしまいましたが、そうは言ってられません。
こう動くと相手がこう動くから...
確かに、必死で先を考えます。


そうこうしているうちに、娘に負けてしまいました!
めんどうくさいことを考えるのが嫌いな母(私)には歯が立ちません。
もうどうでもよくなってしまうのです(笑)。
対象年齢は3歳からとあります。
この調子では完全に3歳さんにも負けてしまうでしょう!


娘は気に入ってよく遊んでいます。
反対に、息子は「すぐ終わるからおもしろくない」と言っています。
「中学校に行ったら、将棋・囲碁クラブに入りたい」と言うくらい
オタク的な子なので、物足りないのですね。
でも、しばらくは妹の相手をしてもらわなければね。





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